見えない人・見えにくい人のためのタブレットセミナー

グループHIYOKO

2017年08月20日 16:00

松本障害者パソコン研究会主催
見えない人・見えにくい人のためのタブレットセミナーは、
グループHIYOKOも共催という形でお手伝いさせていただき、
開催されました。

午前は「読むバリアフリー利用説明会」として、全体を通して、
見えなくても、見えにくくても読書を楽しむことができる
との観点からの説明会でした。



HIYOKOは、デイジー図書の紹介を担当しました。
デイジー図書を楽しむための機器やアプリについて、
現在HIYOKOで製作中のデイジー教科書の活動などについても
お話ししました。
塩尻市図書館からも職員2名の参加があり、
HIYOKOの発表の際に、塩尻市図書館での取組みなども話していただきました。
塩尻市図書館は、サピエ図書館に登録をしており、
UD(ユニバーサルデザイン)図書の蔵書も多いです。

塩尻図書館は、塩尻市民だけでなく
松本広域内の市町村の方も利用登録可能とのことで、
参加者から「行ってみたい」との声も聞かれました。

多くの方が読書を楽しみたいと考えているようで、
具体的な質問もたくさん出ました。

午後は、三宅琢先生によるセミナーでした。
参加はスタッフを合わせて30名。

参加者のニーズを確認してから、時間の許す限り、
いろいろな情報を提供してくださいました。

・神戸に新しく開館予定のアイセンターについて
・iPadの写真機能を使い、拡大表示によってできること
・音声機能を使ってできること
・実際に使っている方からの質疑応答 など。

三宅先生がiPhoneやiPadを勧めるのは、
たくさんの人が使っている機器だからこそ。
手に入るチャンスも多いし、困ったときに助けてくれる人も多い。
拡大機能の使い方、Siriの活用方法など、
実際に操作しながら紹介してくださいました。

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